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2010年11月02日

東北で相次ぐ国際結婚トラブル 仲介業の男捜査 詐欺・偽装の温床?


宮城県内の50代の日本人男性と30代の韓国人女性の夫婦が、同県大崎市の結婚仲介業の男と仲介料をめぐってトラブルになり、夫が男に殴られ肋骨(ろっこつ)を折る重傷を負っていたことが31日、捜査関係者への取材で分かった。県警は傷害事件として捜査。国際結婚の仲介業者による金銭トラブルは50件以上起きており、県警は被害実態の解明につながるとみて慎重に調べている。

 捜査関係者によると、男は、県内のアパートなどで共同生活している韓国人女性を日本人男性に紹介。結婚が成立すると、結納金などとして数百万円を受け取っているとされる。

 妻は平成19年ごろから大崎市内のアパートで生活。男の紹介で夫と知り合ったが、結婚までは至らなかった。その後、妻がアパートを抜け出して夫に連絡したことから同居するようになり、結婚したという。

 男は夫婦が結婚したことを知り、仲介料として約200万円の支払いを要求。今夏ごろには、夫が経営する洋服店で、夫を殴るなどして肋骨骨折などの重傷を負わせたとされる。夫婦が9月に県警に被害届を提出し、受理されたという。

 関係者によると、男は「妻は結果的に自分が紹介した男性と結婚した。仲介料を支払うべきだ」などと説明しているという。

 県内では今春、農家の男性らが仲介業者に韓国人女性らを紹介され、業者側に結納金名目の報酬を支払った後、女性が行方不明になるトラブルが50件以上発覚。被害総額は1億5千万円を超えるとみられ、年内をめどに業者らに損害賠償を求める集団訴訟を起こす準備を進めている。

 県警は、男と夫婦の間のトラブルの経緯を調べるとともに、男が一連の国際結婚トラブルの事情を把握している可能性もあるとみて詳しく事情を聴く。

 相次ぐ国際結婚トラブルが刑事事件に発展した。日本人男性に紹介される韓国人女性が、宮城県内のアパートなどで共同生活していることも判明。このような場が結婚詐欺や偽装結婚の温床になっている可能性があり、県警は事件を糸口に全容解明に乗り出す。

 今回被害にあった夫婦の関係者によると、韓国人妻は当初、アパートで同世代の韓国人女性3、4人と6畳と4畳の2部屋で生活。こうしたアパートは「置き屋」と呼ばれ、結婚仲介業者が不定期に訪れ、年齢や容姿を見定めて日本人男性に紹介する。

 女性の大半は3カ月間の短期滞在で来日。月に数回、米やみそ、キムチなどの食料が差し入れられるだけで小遣いなどはなく、日本語の勉強をしながら結婚の機会を待つ。関係者は「男性に気に入られないと、そのまま帰国しなければならない」と話す。

 妻も短期滞在で、結婚に至らずに2カ月が過ぎ、「仲介業者に『商品』と呼ばれて腹が立った」と置き屋から逃走。以前、男に紹介された夫の携帯電話に連絡し、仙台市内で数カ月間過ごした。その後、韓国に戻って再来日し、夫と結婚したという。

 日本の農村では嫁不足が深刻で、国際結婚を積極的に勧めるケースがある。東北の農村でも二十数年前、行政主導で国際結婚を推進。その名残で東北に民間の国際結婚仲介業者が根付き、地元の韓国人女性らが置き屋を管理しているという。大崎市内だけでも5、6軒あり、国際結婚トラブルが発覚後、数軒が撤退したとされる。

 一方、偽装結婚を仲介したとして、10月に栃木県警に逮捕された宮城県登米(とめ)市の中国人の女は、風俗店で中国人女性を働かせながら、仲介業者などに紹介していたとみられる。女は県警の調べに対し「偽装結婚で数組を結婚させた」と供述しているという。

 捜査関係者は「置き屋は、男性が結婚を望んでいれば結婚詐欺、戸籍を売るなど金銭を望んでいれば偽装結婚に振り分けている可能性がある。どちらでも手数料として数十万円が手に入る仕組みだ」と指摘。県警は、置き屋に女性を供給する現地ブローカーが存在するとみて、背後関係を調べる。
【産経新聞より】


posted by 仙台探偵 at 09:21| 探偵関連記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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